実は私、少し前までパチンコ依存症でした。
(この歳までほぼ資産が無いのはこれが原因)
ギャンブルは好きですし全然否定はしません。
しかし私の経験上、資産形成の一番の弊害。
仕事などのストレスを発散するためと、自分に言い聞かせてパチンコに行く。
パチンコするためにお金を取っておき、次の給与日までには使い切るという繰り返し。
完全にパチンコ依存症...。
お金を使い込んでしまった時の後悔や、依存症の自覚があったので(誰か治してくれーー)と心の中で叫んでいた時期もありましたが、結局25歳から約15年間治りませんでした。
しかし今では行かなくても平気になり、パチンコ依存症は治せました。
これは一つの実例でしかありませんが、もしかしたら同じ方法で治せる人もいるかもしれませんので、参考のため紹介します。
私がパチンコ依存症を治せた方法
私がパチンコを始めたきっかけは、会社の同僚から誘われて打った「エヴァンゲリオンセカンドインパクト」でした。
あの初号機の顔が右側にどデカく配置された筐体のヤツです。
もともとアニメ好きで、エヴァ好きだった事もあり単純に面白いと思ったこと。
会社が終わった後、特に趣味もなく時間を持て余してた心のスキマを埋めてくれたこと。
・・・完全に喪黒福造に「ココロのスキマ」を埋められた状態。
ハマッてた頃の自分を思い出すと、何故か「笑うせぇるすまん」が頭をよぎる(笑)
始まりはこんな感じ。
私のパチンコ依存症度
私の依存症度がどれくらいかと言うと、以下のような感じでした。
過去形です!(きっぱり)
- 時間があれば行きたくなる
- お金はあるだけ使ってしまう
- 服を買うならパチンコ代にする
- 千円でも1パチに使う
- 借金だけはしない
家族が出来てから行く回数は減ったものの、基本的には変わらず。
自分の中の歯止めとして、どんなに負けても借金だけはしなかったので、お金が無ければ次の給与日までは我慢しました。
そしてまた、お金が入ったら行くの繰り返しなので資産なんて貯まるわけもなく..。
パチンコ依存症の中には、他人のお金(家族など)に手を出してまで行く方や、それこそ借金してまで行く方もいると思いますが、このレベルになると私の治し方は通用しないと思われます。
ちなみに上記セルフチェックでは、「ギャンブル依存症の疑い」でした。
パチンコ依存症を治す3つのポイント
私が資産形成を考え始めたのは本当につい最近の事ですが、パチンコを辞められたのも同時期です。
今まで何度も依存症を克服したいと思い、出来なかった事が資産形成をきっかけに辞められたので、次の3つのポイントがパチンコを辞められた要因だと気付きました。
資産形成を一番に考える
使えるお金を持たない
お金の掛からない趣味を作る
資産形成を考え始めたきっかけは、奇しくも新型コロナウィルス蔓延による自粛期間だったので、一度パチンコを頭から離す時間は必要。
いつでも行ける環境の場合、依存症だと考える間もなくパチンコに行ってますからね。
では、一つずつ解説していきます。
資産形成しセミリタイアを第一に考える
若いうちは今が楽しければ良い!と考えがちですが(偏見)、40代にもなるといい加減先の事も考えたりします。
今までは会社に行って働くのは当たり前で、普通に生活出来ていれば良いなんて思ってました。
だから、毎日嫌な会社に行ってストレス溜まるから、解消するためにパチンコでも行かなきゃやってらんない!
しかし、そんな考えではこの堂々巡りから脱却出来ません。
もし、資産形成してセミリタイア出来たとしたら・・・。
会社なんかに縛られず、嫌な上司にも会わず、ストレスなく自由に時間を使う。
今では、そんな人生に出来るわけないという考えから出来るかもしれないと思えるようになり、お金を資産形成に回してセミリタイアへ近づける事が目標となりました。
残ったお金はパチンコ代、と考えていた頭から資産形成を一番にする。
お金の使い道を資産形成第一にシフトする事が出来ると、パチンコ依存症からの脱却に一歩近づきます。
お金が無ければ行きたくても行けない
私の依存症度では、お金と時間があればパチンコに行きたいと考えてしまうのですが、逆に無ければ抑えられてました。
つまり、お金を持って無ければ行きたくても行けない。
ただし、この段階では行けないだけで行きたい気持ちがまだ残ってます。
銀行に自分が自由に使えるお金があれば使ってしまうので、財布に入って無い程度ではダメで、簡単に使えるようなお金を残しておかない事が得策!
そこも資産形成を上手く利用して、私はイデコとつみたてNISAにぎりぎりの設定で積み立てする事にしました。
特にiDeCo(イデコ)は60歳まで引き出せない強制力があるのでおすすめです。
お金の掛からない趣味を見つける
ただ、今までココロのスキマを埋めていたパチンコを辞めるとなると、それなりに埋めるものも必要だと思います。
私は、パチンコに行けないと空いた時間が勿体ないと思っていたので、パチンコに行かずただ時間が過ぎる事はストレスとなり、依存症の方にはきっと苦痛になるでしょう。
この辺は健常者には分からない感覚かも。
なので、何かお金の掛からない趣味や紛らわすものを見つける事が重要なポイントです。
私の場合は動画コンテンツでしたが、いざパチンコを辞めるという時には他の趣味を見つけてから始める事をおすすめします。
辞められた今思い出すと、行きたい気持ちは二ヶ月位続いたのでしばらくは苦しいかもしれませんが、禁酒と同じで行かない事が常態化すれば大丈夫!
【まとめ】パチンコ依存症を治して資産形成を始めよう
私はパチンコ好きでしたがギャンブル全般に言える事で、ギャンブル依存症のうちは資産形成なんて出来ないんじゃないかと思います。
ただ逆に、資産形成を始める事をきっかけにギャンブルを辞める事が出来たのが事実なので、依存症の度合いによっては以下のポイントで治せるかもしれません。
- 資産形成を一番に考える
- 使えるお金を持たない
- お金の掛からない趣味を作る
参考までに、私の場合おそらく3つうち1つでも欠けていたら辞められなかった気がします。
ギャンブル依存症を治す事は、将来働きながらその日暮らしの人生を送るか、ストレスの無い豊かな人生を送るかを分ける重要なことだと思うので、私の方法が効くかは分かりませんが依存症を治すきっかけにでもなれば幸いです。