母の日・父の日、お中元やお歳暮など、贈り物を贈る機会は年に数回あります。
贈り物は、感謝の気持ちを込めてそれなりの物を選ぶので、支出としてもそれなりに嵩みますよね...。(汗)
この毎年掛かる出費、ふるさと納税の返礼品を贈り物にすれば、実質2,000円の負担で済みます!
※寄付限度額までは、実質自己負担額2,000円
しかし、返礼品を贈り物にして失礼じゃないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ふるさと納税の返礼品は豪華な品が多く、ギフト対応やのし付きのサービスをしてくる自治体もたくさんあります。
贈る相手によっては注意が必要ですが、贈り方に気を付ければ問題ありません。
そこで今回は、返礼品をギフトに活用するメリットと、返礼品を贈る際の注意点について解説します。
ふるさと納税の返礼品はギフトにもおすすめ
「ふるさと納税サイト」では、様々な特集ページがあるので、贈り物・ギフトにぴったりの返礼品も見つけやすくなっています。
サイトによっては、お中元やお歳暮といった特集ページも組まれるのでイベントに合った返礼品がきっと見つかるはずです。
いつもとは違った豪華な品に、喜ばれること間違いなし!(は言い過ぎかもしれませんが)実質自己負担額2,000円であれば、今まで贈ったことがないような品も選択出来るのではないでしょうか。
返礼品をギフトにするメリット
返礼品をギフトにするメリットは何と言っても、お得に節約出来ることです。
例えば、ビール350ml×24本(1ケース)を普通に購入すると約5,000円くらいしますよね。
ふるさと納税の返礼品の調達額は寄付金額の3割以下というルールがあるので、ふるさと納税では寄付金15,000円くらいの返礼品になります。
しかしこの寄付金、自己負担額2,000円を超えた分は翌年の住民税の控除となるので、この場合5,000円の品を2,000円で購入出来たと考える事が出来ます。
寄付金上限までは何件でも寄付を行う事が出来るので、それ以降は実質0円で返礼品を受け取れる(贈れる)という事です。
この「ふるさと納税」の返礼品をギフトとして活用すれば、本来ギフトの購入に掛かっていた費用を節約する事が出来ます。
ふるさと納税の仕組みについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
返礼品を贈り物にする時の注意点
ふるさと納税の返礼品を贈り物として送る際は、以下の点に注意しましょう。
- 自治体が贈答品対応しているか
- 熨斗(のし)対応しているか
- 配送日時の指定が出来るか
- 差出人指定が出来るか
- 寄付限度額を超えると自己負担になる
今はギフト対応している自治体がたくさんあり、ふるさと納税サイトでは「ギフト・贈呈・のし」など記載や贈り物特集ページがあるので見つけやすいです。
季節イベントの贈り物で特に注意したいのは、配送日時を指定出来ない場合。
混雑時期では配送時期が大幅に遅れる可能性もあり、イベントに間に合わない危険もあります。
時期ものは、なるべく日時指定出来る返礼品を選びましょう。
また、通常差出人は寄付先の自治体又は送付元になります。
贈り物にした場合、ふるさと納税の返礼品とバレることや、送り主が不明となってしまうので注意しましょう。
最後に、自己負担額2,000円となる控除上限額についてですが、上限額は寄付する人の家族構成や所得、その他控除額によって異なります。
寄付上限額以上の寄付をした場合は、せっかくの節約が自己負担となってしまうので注意が必要です。
まずはご自身の寄付上限額を把握してから返礼品を選びましょう。
※寄付上限額は、年間の合計金額となります。
控除上限額のシミュレーションはこちらのサイトが便利!
控除上限額(限度額)シミュレーショントップ | ふるさと納税サイト「さとふる」
返礼品の失礼にならない送り方
ふるさと納税の返礼品を贈り物にして失礼にあたらないか心配される方もいらっしゃいますが、贈る相手・時期・マナーに合わせて適切に対応すれば問題ありません。
返礼品ならではの注意点、贈り物のマナーなど以下の点に気を付けて、失礼にならない送り方で送りましょう。
- 贈る時期を守る
- 相手の好みの品を贈る
- 送り主は寄付者(自分)にする
- フォーマルな贈り物は熨斗付きにする
まず、お中元やお歳暮など時期が決まっているものは当然時期に合わせて届けないと失礼にあたります。
【主なイベントと時期】
イベント | 時期 |
母の日 | 5月の第2日曜日 |
父の日 | 6月の第3日曜日 |
お中元(東日本) | 7月上旬~7/15 |
お中元(西日本) | 7月中旬~8/15 |
敬老の日 | 9月の第3月曜日 |
お歳暮(東日本) | 11月下旬~12月20日前後 |
お歳暮(西日本) | 12月13日~12月20日前後 |
贈り物は感謝の気持ちを込めるものなので、相手の好みなどを考えた品を選び、金額も相手に合わせて変えましょう。
返礼品で気を付けたいのは、通常は送り主が寄付先の自治体になってしまう事です。
もし目上の人への贈り物がふるさと納税の返礼品だと分かったら、相手にもよりますが不快に感じる人もいるかもしれません。
今は送り主を寄付者にしてくれる自治体が増えているので、ギフト対応で送る際は確認しておきましょう。
もし寄付先の自治体が贈答品対応していなかったり心配な場合は、少し手間ですが自宅に配送してもらい持参するか、自分で配送すれば確実です。
また、ワンストップ特例制度に必要な「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」、確定申告に必要な「寄付受領証明書」は自治体から寄付者に送られてくるので心配ありません。
おすすめのふるさと納税サイト

「さとふる 」は古参で利用者No.1を謳う、ふるさと納税サイトです。
季節ごとや商品ごとの特集ページ、人気ランキングのページなど、商品を選びやすい機能が充実しています。
会員登録すると、毎回必要になる入力情報が省略できる、寄付状況や履歴確認ができるなど便利に利用出来るようになります。
季節ごとに利用するようになればこうした入力手続きが億劫になってくるので、利用する際は会員登録される事をおすすめします。
【まとめ】ふるさと納税の返礼品を豪華な贈り物に
返礼品はついつい自分へのご褒美にしてしまいがちですが(私だけか?)、豪華な品は贈り物・ギフトにもぴったり。
購入に掛かった費用(寄付金)は税金の還付・控除になり、実質自己負担額は2,000円で済みます。
※寄付上限額を超えると自己負担が増えるので注意
母の日・父の日・敬老の日・お中元・お歳暮など、普通に購入していたら年間数万円の出費となりますが、これが実質2,000円で済むなら非常にお得で節約になりますよね。
贈る相手や返礼品の送り方には多少注意が必要ですが、親御様へならそれほど心配する事もないかと思いますし、豪華な返礼品が多いのできっと喜んでもらえると思います。
贈り方に注意してふるさと納税を上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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