資産形成していくにあたり初めにやっておきたいのが「支出の見直しと節約」。
何故かというと、現状の収入をすぐに増やすというのは難しいですが、支出を減らせればすぐに効果を出せるからです。
支出を減らすことが出来れば自ずと余剰金が生まれ、すぐに資産形成に回す事が出来ます。
今現在、資産形成に回すお金が無いと思っていた方は、まず支出の見直しと節約から始めるのがおすすめ。
この記事では支出の見直しポイントと、私が実際に行った節約についてお伝えします。
今後のライフスタイルを考えながら支出を見直すことで、また一歩セミリタイアに近付けるはずです。
思い立ったら、すぐにでも取り掛かりましょう!
支出の見直しと節約
何はともあれ、見直すためにも今現在の支出を洗い出してみましょう。
家計簿を付けていない家庭では支出も管理出来ていない可能性が高いと思います。
支出を可視化するというのは、節約の面でも非常に有効。
月数千円でも節約出来れば年間ではそれなりの額になりますし、資産運用に回せれば節約効果は数倍にも膨らむ可能性があるのです。
【我が家の支出(単位:千)】
個人的なちょっと細かい支出も載せてますが、家族の分など不明な部分も多く、その辺はざっくりその他に入れています。
持ち家なので一番大きいのは住宅ローンですね。
次に家族4人分の食費、続いて自動車ローンや保険になります。
ざっくりですが、家族4人の食費6万円くらいで1日2千円前後。
総務省が行った2019年の「家計調査」では、4人家族における1ヵ月の食費の平均は78,907円という事なので、決して高くはないですね。
支出を見直すポイント
私は支出を見直すポイントを次の3つだと思っています。
- 割合の大きいところから
- 毎月掛かる支出は細かいところまで
- 代替策か、無くても良いものを探す
支出割合の大きいところを削減・節約出来れば、当然効果が大きいからです。
我が家の場合で言えば住宅ローン、食費、自動車ローンといった順になります。
住宅ローンで言えば金利の低いところへ借り換えすると、将来的に数十万円も節約出来る可能性があります。
もう一つ、毎月掛かる支出は細かいところまで見た方が良いです。
少なくとも千円以上の支出は見直すことをおすすめします。
我が家の支出に散髪代やhulu、コーヒー代など細かい支出を載せたのもコレが言いたかったから。
詳しくは後述しますが、私は毎日職場の自販機でコーヒー缶を買って飲んでいましたが、節約のためにマイボトルを購入しコーヒーを持参するようにしました。
それだけで毎月3千円節約出来たのです。
削減・節約で重要なのはなるべく我慢しなくて済むものにする事。
継続出来ないとダメなので、代替策があればそれが良いですし、無くても良いものから削減していきましょう。
思い付く限り細かい支出も洗い出し、見直していきましょう。
削減・節約出来るものを探す
支出の洗い出しが終わったら、いよいよ削減・節約出来るものを探していきます。
支出の内容はもう人それぞれなので、ここでは削減又は節約の例をいくつか挙げておきます。
通信費の節約
多くの人が利用しているスマートフォン。
三大キャリアと言われる au・docomo・SoftBank を利用している方は、MVNOに変えるだけで通信費の節約が可能です。
これはもう皆さんご存知ですね。
実際私もソフトバンクからUQに変更しております。
手順の概要としては、まずキャリアメールを使用していたらフリーメール(Gmailなど)へ変更し、好きなMVNOを決めます。
MVNOのサイトに行けば大抵乗り換え手順の説明があるので、順に進めて行けば問題なく出来ると思います。
保険の解約
私は現在、収入保障保険・がん保険・自動車保険・に加入しています。
万が一の保険ですから解約するのは怖いと思うかもしれません。
ですが万が一という事を考えると、必要以上に加入しているのは勿体ない。
保険会社は、徴収した保険料を運用する事で収益を得ているわけですが、最低限の保険は残して、残りは自分で運用した方が利回りが良いのです。
私は学資保険のみ解約し「つみたてNISA」の運用を開始しました。
娯楽費の削減
娯楽費というと様々ですが、無くても生活していける贅沢費とも言えます。
ただ、趣味や遊びが無くては生きてる楽しみもないかと思うので、ここは極端に削減しない方が良いでしょう。
その中でも、よく考えたら無くても良いなと思えるものがあれば削減。
また、節約出来る代替策が無いか考えてみるのもいいと思います。
例えば、映画館で映画を見るのが趣味であれば家で動画配信サービスを利用すれば満足出来るかもしれませんし、毎月二・三回飲みに行っていた回数を一・二回に減らしてみるなど。
ストレスにならない方法で削減していきましょう。
私が実践している節約
私が節約で実践した内容はこちらです。
- 住宅ローンの見直し
- 学資保険の解約
- 飲み物は自販機から水筒へ
- 携帯キャリアをMVNOへ
- 買い物はECサイトを利用
一つずつ説明すると長くなるので、ここでは項目だけご紹介しておきますね。
詳しくは別記事にて紹介出来ればと思います。
これらの節約でトータル月15,000円くらいは支出を減らすことが出来ました。
【まとめ】支出の見直しと節約
いかがでしょうか。
今まで支出の見直しや節約をした事が無い方にとっては、大きな効果が出る可能性が高いです。
手っ取り早く、すぐにでも資金を作りたければ「支出の見直しと節約」が有効!
節約や削減をする時は我慢するという考えではなく、代替策を検討してみたり、本当に必要か?という考え方で進めるといいです。
無理なく継続出来る事が大事ですし、ぶっちゃけてしまうと人間いつ死ぬか分かりません。
将来のために我慢していて死んでしまったら本末転倒というものです。
そして、それが実は自分に最適なライフスタイルだったりします。
お金はあるだけ使ってしまうという浪費家の方もいらっしゃいますが、無駄な支出があれば是非見直して早めに支出を最適化しましょう。
「支出の見直しと節約」は資産形成の第一歩です。